2024年8月31日、台風10号による悪天候にも負けず、神奈川と山梨から駆けつけてくれたメンバーを含め13名の仲間が集まり、「ポケットの会」が三鷹市元気創造プラザで開催されました。
「ポケットの会」とは
「ポケットの会」は、2002年にスタートした三鷹市の保育士を中心とする自主学習グループです。三好先生のご指導の下、GWTをゲラゲラ笑いながら22年間体験し学んできました。
そして学んだことを子育てや自分育て、仲間育てや職場育て、組織育てや地域興しにいかしてきました。
午前の部・ベテラン栄養士による料理教室
午前の部は、「この先生の給食は最高においしい!」と定評のある大ベテラン栄養士を講師に迎え、ポークビーンズ、かぼちゃのリヨネーズ、ズッキーニのハムサラダ、ズッキーニのきんぴらにチャレンジしました。
同じレシピなのに作業の段取りや料理の仕上がりに各グループの強烈なカラーが表れ、まさにグループワーク ! 作っている間だけでなく試食タイムも笑いが絶えませんでした。
午後の部・新財づくしのGWT
午後の部は「SCSCクレーン」「キラッキラ」「日本語摩訶不思議」と新財づくしのGWTでたっぷりと楽しみました。
どのワークも思考能力をフルに回転させて全力で楽しみ、たくさんの気づきの交換をしました。
合間にポケット歴の長いメンバーが、今までのポケットの活動を振り返りながら、自分がいかに自己変容を遂げたか、そのためには安心安全な居場所が不可欠だったと実感を込めて語ってくれて、これまでの22年間の歴史をふりかえることができて会の総括にもなり「新ポケットの会」のキックオフになりました。
参加者の振り返り
ワークを終えて一人一言感想を述べる時に、日々の仕事に翻弄されてクタクタの状態でやっとのことで足を運んでくれたメンバーたちが「仕事に疲弊していたが、今日参加して他者のせいにするのではなく、自分の気持ちや視点の持ちようを意識することが大事なんだということに気づいた。」
「苦しいことや辛いこともあるが、今日参加して明日からもまた頑張れそう。」と前向きな気持ちになれたと話してくれたことが印象的でした。
また初参加の人からは「他の研修をいくつか経験したが、どれもお堅いものばかりだった。GWTは面白さの中にしっかり学びがあって、とても新鮮だった。」との感想をいただきました。
他にも「家族以外の人との交流が刺激的だった。」「ありのままの自分でいられる安心の場だからこそ気軽に質問できるし、ワークも心から楽しめる。」
「この年齢になっても好奇心をもって新しいことにチャレンジできる自分が嬉しい。」などの声があり、それぞれ収穫を得て有意義な一日を過ごしたという手ごたえを感じました。
ずっと心配だった空を覆う真っ黒な雲は、メンバーの気炎と大きな笑い声に気圧されたのか、開催時間中荒れることなく、さらに驚いたことに時々日まで差してきて、台風の置き土産の燃えるような夕焼けの中それぞれの帰路につきました。恐るべし! 笑いの竜巻ポケットの会!! (曽我)
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