時は、令和7年7月12日。愛知県弥富市での初級アドバイザー養成講座を受講しました。
県外からの参加は、私1人。

チェックインは、時計回りで順番に話をしていくルールで始まりました。
それは協会で行っているやり方と違っていて違和感がありましたが、顔見知りの人が多いこともあり、リラックスムードで進みました。
参加の皆さんが最後のひとりに気づかず終わろうとするアドバイザーのミスも大笑いで許してくれる寛大な心の持ち主ばかりで、心細さが消えました。
この時私は、
- 上級アドバイザーであるけれど長らくGWTから離れていて浦島太郎状態であること
- 再スタートを切るために初級講座を受けたかったこと
- 今回のアドバイザーから受講したかったこと
- アドバイザー視点から学びたいと思ったこと
を簡潔にお話しました。
今回の研修は、3人のアドバイザーによるリレー式での展開でした。
私が思うに1人でやるより大変なこと。3人のベクトルが合っていないと学習効果が下がってしまいます。



この展開を体験するのが参加目的のひとつでもありました。
結果的に2日間を通じて3人がズレることなく連携が取れている姿を見せていただきました。
特に、1日目に私が感じた疑問や違和感が2日目には修正され、腑に落ちることが多かったです。
アドバイザー3人は初日終了後にシビアな振り返りや熟議をされたのだと思います。きっと寝不足だっただろうと推察しました。
もう一点、1人のアドバイザーが財のファシリテーションを担当している間、他の2人が必ずグループに入り、財の運営をサポートする展開は、私にとって初体験でした。
分かち合いの時間では、グループに入っているアドバイザーが質問や補足する場面が度々あり、このようなフォローの仕方は良いのだろうか?と疑問に思いました。
財を提供する担当アドバイザーは心強いだろうな~と思いますが、一方で上級者がグループにいると場をコントロールしがちになり、グループ内に混乱や葛藤が生まれにくくなります。



それでは参加者の気づきや学びを阻害する結果になりかねないので心配しました。
私も十分気をつけたつもりですが、他の受講生にとって私はどうだったのかなと反省しています。
ふりかえりの時に「的確なタイミングと発言でとても勉強になった」と言ってもらえたのは嬉しかったけれど、果たしてGWTのワークとして、それでいいのか?とも思いました。
全体的な印象として、参加者の満足度と理解度が高い研修だったように思います。
アドバイザー達のチームワークの良さと参加者の意識の高さの相乗効果を感じました。
想像ですが、愛知でしっかり土壌を耕して種をまき、発芽したところで初級講座を開いたのだと思います。



この新芽さんたちの成長に立ち会えたこと、愛知でGWT仲間が増えていることに大変刺激を受けました。
最後に、初級や上級講座の再受講は、財やグループの状態を俯瞰してみることができる上に、アドバイザーを観察する心の余裕ができてブラッシュアップにもなると実感し、正しいGWT提供の為に学び続けることが大切だと思いました。
文責 : 浦島タロちゃん
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